2009/10/17

Week 4 終了

今週は宿題やらを片している間にさっさと過ぎていった印象。ようやく、学生生活、という状態に身体が移行してきた。一週間のハイライトは当然ながらCondiの授業であった。ただ、他にもケーススタディでいよいよ深遠なテーマを扱い始めたり、学生間でのグループプロジェクトが始動したりしていて、何かと多忙。


1.銀メダリストの話

Condiとの授業で発覚したのは、自分のクラスにも北京五輪での銀メダリストがいた、ということ。水球で獲得した銀メダルを、なぜかCondiとのツーショットを撮りに行くというサプライズ。ちなみに、同じ学年には一人、ブラジル人のプロテニスプレーヤーがいる。GSBでスポーツができる、という為には、長らくやってました/コーチしてました、というだけではちょっと厳しくて、惑星レベルでのプロであることが必要なのかもしれない。

2.テニス会
スポーツ繋がりでは、スタンフォード日本人会のテニスに初参加。2年ぶりくらいにラケットを握り、順調な衰えぶりを実感。皆さんもレベルが高い。勉強ができる人は上達もうまい、というのを強く実感。学生時代から、ミスが多いテニスを克服しようとしてきたけど、今後継続参加できたら何とかそのあたりから改善していきたい。

3.性格診断
リーダーシップの修練において、自分を良く知る、というのは強く意識されたテーマである。今週、非常に面白く、かつ学習できたのは「自らの素性」をマイヤーブリッグズテストで判別し、それをどう変えてきたか/変えていくのか、を議論できたこと。このテスト、自分にとっては恐ろしく精度が高かった結果が出ていて、分類(外交的・内向的、表層的・文脈的といった項目4種類で性格を16種に分類)もその度合いもばっちり思ったものが出ていた。一言で言ってしまえば、論理的思考が不得意、内向的、情報判断が文脈重視等。これをベースに、どんなスキルを伸ばす必要があるのか、をディープに話し合うという授業があった。
自分が一旦何らかの枠付けをされてしまうと、そこが思考の参照点になってしまう、というデメリットはあるのかもしれない。けれども、それが真摯な悩みの出発点になることも確かで、こんなにオープンな雰囲気のある場所でなければ、面倒に感じて「流し」てしまったのかもしれない、と思った。

4.アジア人の飲み会
韓国、中国およびタイ、というアジア共同体のような飲み会が週の終わりにあった。マンツーマンで話すと何となく感じる、カリフォルニアの雰囲気と、100%溶け込めないシャイなアジア人感情というのが、爆発していたような印象。
こちらの風土は、初心者にはちょうど良いのだが、段々とこちらのコミュニケーション能力が増してくると、本格的なスピードが非常に速いことに改めて気づき、たまに怖気づくことがある。特に、英語圏に初めて住む、みたいな人も、かなりマイノリティーとはいえそれなりにいる中で、同様の不安感というのが、フレンドリーさの陰にはあるような気もする。こういうのを溜め込まずに、積極的に開放する場を設けているのだなあと、素直に感心。うまくついていけないと夏目漱石同じくホームシックになってしまうので。

5.やっぱり肉がうまい
Whole Foodsに行くたびに、肉コーナーで目移りしている。こちらはなんだかんだで、肉がうまい。「○○地鶏」とかがあるわけではないけど、しっかりと管理された環境で育てられた肉類が豊富。
今週はラムチョップに挑戦。滅茶苦茶おいしかった。
材料費的には写っている分で300円くらいのお肉。日本だと中々チャレンジできない(といっても挑戦しているのは妻だが)ものにも、結構気軽に飛びこめる価格帯がありがたい。

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