2009/07/16

米国MBA留学:学生ビザの取得手続き


本日F-1ビザを無事取得。準備は手間がかかったが、当日は楽であった。
取得プロセスについては、米国大使館のサイトは結構親切設計になっているが、やはり不安が多いので、後進のためにも一応メモ。正式な流れは;
http://tokyo.usembassy.gov/j/visa/tvisaj-nivgeneral.html
http://tokyo.usembassy.gov/j/visa/tvisaj-niv-walkin1.html
で把握されたい。以下は、夫婦子どもなしのケース。

必要な書類
・学校から送付されるI-20が2通(本人分、家内分)
・パスポート2通
・DS-156二人分
・DS-157(男性のみ)
・DS-158二人分
・写真2枚
・ビザ申請料金2枚のATMレシート (1.2万円×2)
・SEVIS Feeのカード支払い時の印刷画面OR番号(200ドル×1人分)
・EXPACK500 一つ(同居していれば一つでよいとのこと)
・逮捕歴がある場合等の内容・記録(あまり当てはまるケースはない?)
・面接予約確認書(二人分)
・財政証明 (社費留学の場合は会社の保証レター、私費留学の場合は残高証明?)
・大学の英文成績証明書(多分一人分だが、二人分取得して持参)

補佐的に必要かと思って持って行く資料
・学校からの合格通知
・TOEFLの点数結果とか持っていく人もいる模様

注意が必要な事前準備
・成績証明書は出願時に多め(出願校数+3通くらい)取得しておくと吉。これに関しては大失敗して、都合4回も家内や自分が取りにいく羽目になった
・銀行の残高証明は口座のある支店で手続きする場合でも要一日。そうでない場合は2日見たほうが吉
・SEVIS Feeはクレジットカードで、ビザ申請代金はATMで支払える。前者については、領収書が送付されるとのことだが、実際にはその場で表示される画面を印刷して持参すればOK、わざわざExpressメールにしてボラれる必要はない。後者はペイジー対応しているATMを探しておく必要有
・DS-157では友人の名前を二人書く必要があり、住所とかが手元にないとちょっと面倒

面接の予約
・I-20が学校から届くことを見越して、予約してしまうのも一つの手段(DS-156二人分の記入が予約前に必要)
・面接終了後、すぐにビザが届くケースもあるが、一応一週間超はフライトまでは見たほうが良い模様。やり直しの可能性も含め、早めに越したことは無い

面接当日
大使館に入館するまでに非常に混雑するため、できるだけ前後の仕事は入れないほうがいい。自分の場合は80分待ち。真夏日は日傘推奨。予約時間の(だいぶ)前から並んでいても問題ない模様
・並んでいる間に、資料のチェックが入る。サインする箇所を幾つか忘れており、その場で訂正。ほか、現地住所を未定としていたが、大まかな住所でも可能だった模様
・一応、セキュリティチェックがあり、電子機器、USBメモリ等は預けることになる(USBメモリをカバンの中に入れていたら、いかにも米国セキュリティな「ブオン ブオン」という警告音が鳴って、自分がならず者状態化した環境にちょっと萌えた)
・一旦中に入ると、指紋採取と面接が行われる。資料チェックが並んでいる間に同時平行で行われていたらしく、短期間で呼ばれる。日本語を喋る外人職員ばかりで、何だかインターナショナルスクールの夏休みバイトも混じっていたのではないか
・面接官は日本語で話しかけてきたので、何だか悔しくて英語で返す。質問項目は異常なまでにシンプル。「学校名・コース名」「滞在期間」「社費留学か」「どこの会社?」「奥さんはなにするん?」

30秒も立たないうちに、「ハイ、アプルーブデスヨ、イッテラッシャイ」と言われた

全体的感想
・早めに揃えるべき資料のリストだけは作ること
・旅行代理店の活用は、本当に時間が無いケースを除けば結構無駄なのでは?(どうせ当方で記入する必要があるものばかりだし)

ちなみに、見聞した許可が出ないケースは以下の通り
・パスポートやDS-156を忘れる等の資料忘れ
・本人が二重国籍であるのに、普通の申請をしている場合