12月の初めにくるみ割り人形、昨晩は白鳥の湖と、サンフランシスコ・バレエ団(参照)の公演を見てきた。前者の公演はDVDにもなって日本でも発売されている模様(参照)。バレエ団はSNSやローカルメディアのネット上でも結構広告を流したり、リピーターにはDMを頻繁に送ってきたりと、日常的に目に入る存在になっている。
昨晩は、DMで白鳥の湖の「出演者へのインタビュー、観劇、劇後のレセプション」がセットになって59ドル、というオファーがありうまいこと乗せられて参加してきてみた。夜7時からのプログラム開始のために、5時前には家を出たのだが、雨と夕方の101という、最悪の交通状況の取り合わせで到着したのが7時半。
仕方がないのでサンドイッチ(場内だと一つ十ドル、高い)をつまんで、インタビュー部分は諦め、本劇へと足を運ぶ形になった。
前回、くるみ割り人形を見に来た時には子ども向けにプロモーションが行われていたせいか、小さな子どもが客席に多くて、おしゃべりや飴の包み紙音を立てたり、あんまり集中できなかった。しかし、白鳥の湖は流石大人の世界という感じで、しっかりとドレスアップした夫婦やカップルだらけ。こっちの人は夜はちゃんとお洒落して出かけるんだなー、と感心。
バレエの知識がないので、内容をどうこう言うことはできないのだけど、公演はこれぞ一流、というもので、最後まで(短時間睡眠にもかかわらず、寝ないで)集中して見る事ができた。白鳥の湖だと、32回転が一番の見せ場とされるけど、40「人」近い白鳥が一糸乱れぬ動きを見せると、何だか夢を見ているような気になる。
学術の理解に妥協の多いMBAとは対極にあるようなストイックな世界を垣間見て、ストイックさを追求するなら徹底しないと、と反省してみたり。
公演後のレセプションは、スポンサーをやってるウォッカを使ったカクテルとか、ワインとか、チーズがふんだんに振舞われていて、このお金はどこから来ているんだろうと考えてみたり。儲かりすぎると怒られるからか。
オペラハウスの3階にあるレセプションルームからは、目の前の市議会の一部が見える。シックな場所で、何だか大音量でクラブミュージックが流れていて、滅茶苦茶きついウォッカ・マティーニが振舞われていてと、何だかカオスな空間だった。インタビューも含めれば、案外デートにオススメできるかもしれない、10ドルのスパークリングワインも飲み放題だったし。なお加州では、飲酒運転は、一杯ならば何とか大丈夫、二杯目からはグレーゾーン、と定められている(参照、の81p図表を参照)。
余談だが、バレエ団の宣伝では、必ず「寄付のお願い」が来る。大口のスポンサーにはVCの他に金融機関が多いけど、こういうところへの資金援助とTARPへの資金返済は関係ないみたい(参照)。
個人も、凄いレベルでの寄付をぽん、と出しているあたりには(参照)、財団への税制の違いを感じさせられる。
更なる余談。おそらくほとんどの公演が行われるWar Memorial Opera Houseはサンフランシスコ講和条約が締結された場所(参照)でもある。歴史的な場所でワインとチーズをいかが、というには、日本人にはちょっと歴史的過ぎる場所なのかもしれない。