2010/01/22

新たなチームメンバーたち

履修した全ての教科において、別々のスタディグループで課題をやるという展開になっている。新たな仲間、とまではいかないけど、前のグループ(参照)に加えて、第一印象の備忘録として新たな面々の概要を残しておきたい。

V:会計の授業で一緒になったインド人。IIT(インドからの留学生の大半はIIT出身、いまやGSBの外国人学生の出身校としては最大)を出て、リーマンの日本拠点でインターンをしていたので、割と日本の話をよく聞いてくれる。
K:秋学期の初めの頃、CATのクラスでも一緒だった彼女に元の勤務先を聞くと、Agencyという答えが返ってきた。政府系機関とか官庁なのかな、と思っていたらなんとCIA。情報を集めてまとめて、文章を編集する、という一連の作業がすごくよくできる。
J:韓国でコンサルをしていた女性。話をまとめたり、MTGを効率よく進める、というのが板についていて羨ましい。英語もかなり堂々と話せる。
B:ブラジルのPEファンドから来た、元弁護士。彼のいたファンドの累積パフォーマンスは数千パーセントらしく、投資しないのはアホだとしきりに言ってくる。ちなみに、ブラジルでは弁護士の仕事はあんまり儲からないらしい。
P:ウイイレ好きで、GSBの学年では唯一のスリランカ人。GSBにくる直前に子どもが生まれたものの、奥さんとは別に一人暮らし中。工学系バックグラウンドから米国でPEファンドに勤めていた。
R:スタンフォード学部卒の韓国人男性。来る前は本国で4年ほど勤務、多分将来のプリンスなのだろう。割と堂々としているのだけど、ちょっと抜けた感じもあって好感が持てる。
B:エクセルの達人で、かなり頑固な元バンカー。ちなみに、GSBでは中々純粋に「投資銀行だけにいた」という人に出会えていない。ずっとバンカーで、多分年下のアナリストを相当詰めてたのかもしれないけど、こっちが書いた答えが不十分だったりすると、かなり遠慮のない指摘の仕方をしてくる。
I:元コンサルタント。中々チームが割り当てられるまでは性格が読めなかったけど、手際よく課題をこなしてくれる。
C:元PEファンドから、政府特命のGM再建チームに、唯一の若手として参加。頭のキレから、説得力の強さ、フランクな物言いまで、何だかとんでもないモンスターが自分のチームにいる、という感じ。
P:プリンストン大の基金運用をやった後、経済諮問会議でマンキューの助手をやり、海兵隊で諜報隊員を勤めていた。割りと初期からウマが合って、色んな話をしたのだけど、いざ何かExecutionしないといけなかったり、強引な意思決定が必要なときには、凄い馬力で説得してくる。NPO活動も自分でやっていて、アフリカの子どもの教育機関を設立している。

最後のCとPは、まさに今まで想像したこともなかったような優秀な人たち。こっちはタダの日本事情と経済・ファイナンスオタクというだけなのに、何だか仲良くさせていただいている、という気分になってくる。色々ストレスがたまることも多いチームワークながら、こういった人たちとディープに言い争ったり、譲歩したりすることができるのは、単に運が良かった、としか言いようがない。

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