2009/10/03

Week 2 終了

だんだんと、真新しい発見の数は低減しているものの、3週間目に起きたことをまとめておく。

1.発言Of the weekを受賞
グローバル経営論の授業において、日本の小売業が取り上げられた。クラスで唯一の日本人である自分は集中砲火的に質問を受ける。
その中で、日本ではコンビニのPOSシステムが発達していて、消費者行動が見事に記録されており、サラリーマンが「愛妻のパンスト」を買う行動が観察されている、という話が自分に振られた。
「私も(頼まれて)パンストを買ったことがあります!」
は、だいぶウケ狙いで放った言葉ではあったものの、たぶん真面目なキャラとして見られていた自分とのうまいギャップがあったらしい。一週間、このネタでいじられ続けたが、別にHentai!という話ではなく、何というかコミュニケーションの距離が縮んだことで皆が話しやすくなったのだと思う(と、信じたい)。

2.ウェルカムパーティに参加
学校から15キロほど離れた別荘地のような場所にて、仮装パーティ(正装か体操着(学校のユニとか))に夫婦参加。夜21~25時という時間帯だったので、Hit and Awayで帰ってきたのだが、こちらに来てからというもの、生活セットアップで学校行事にあまり参加できていなかった中、良い滑り出しとなった。

3.授業のテーマ「人をどうやって動かすか」「コネをどうやって作るか」
組織行動論の授業は、毎回独特な内容が展開されている。今週の2コマは、人をどうやって動かすか、という事例を、12人の怒れる男たちを実際に見ながら評論したり、「お願いごとをポストイットに書いて他の人に助けを乞う(何も助けてもらえない人も発生)」といった作業を通して、ダイレクトに人が置かれるシチュエーションによって、他人との距離を縮めたり、コネを作り上げたりするプロセスを実感。いかにもなビジネススクールの授業で、今まで経験したことのない発見があった。

4.CATセミナー
GSBでは最初の学期における必修授業として、Critical Analytical Thinking(CATと略される)という授業が課されており、宿題等のウェイトとしては結構重い位置づけとなっている。先週はグーグルの中国進出についての討議が行われたが、今週はNRSRO(米国の格付け会社制度)についての議論であった。
詳しくはググって頂きたいが、NRSRO制度は米国においても金融オタクの話題である。課題はそれをかなり単純化したものではあったが、仕事で考えたり本で読んでいたトピックがそのまま全一年生の作文の対象となっている、という事実に驚いた。また、金融機関出身者でも、結構意見が分かれる(政府のみが格付を付すべき、というHF出身者)というのも驚きであった。

5.自転車の盗難
まだ現在進行中だが、チェーンをかけて学校の自転車置き場に置いていたチャリが紛失。こちらでは、防犯用としてチェーンは不十分とされており、U-Lockと呼ばれるいかつい輪をはめるのが普通になっているのだが、このときに限って授業に遅刻しそうでそれができなかった。わずか1.5時間の間の凶行に涙。

6.Whole Foodsに心酔
マウンテンビュー近くに、Whole Foodsという、Queen's Isetanに近い位置づけのスーパーがある。ここの野菜・果物・肉等がおいしくて、たぶんSafewayは緊急避難的にしか使えなくなるような印象。

7.ご近所づきあい
今住んでいるEscondido Villageは基本的に子持ち世帯が多くて、落ち着いた環境になっている。中には、子供がやんや遊べる砂場やら玩具やらが沢山あり、共同の庭となっている(日中は結構子供が遊ぶ声でうるさい)

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週の初めに、顔合わせパーティが催され、日本人のご家族と、日本が非常に堪能な中国の留学生の方とお会いした。スタンフォードにも、探せば日本語人口が結構いるが、キャンパスがでかすぎてなかなか一箇所に溜まる、ということがない。まあ、その方が個人的には良いのだけど。



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